せみの声
朝登校してきた子どもたちが、校門横の桜の木の前で立ち止まり、何やら見上げています。何かなと思って見ていると、せみの鳴き声が気になるようでした。毎日立っている私が気に留めないことを感じる子どもたちって、本当にすばらしいなぁと思います。ある子はサッカーの朝練をしに学校に来て、この桜の木の下でせみの抜け殻を見つけたと教えてくれました。私たちおとなは季節のうつりかわりは気が付けば…ということが多いですが、子どもたちはそうではありません。いろんなことを見つけます。敏感です。そんな子どもたちを見ていて、「暑い、暑い!」と文句しか言わない自分を反省です。子どもたちと夏を楽しみたいなぁ。